もしも水道料金を支払えなかったら…どうすればいいのでしょうか?

滞納金は一括払いで

滞納した水道料金は、原則として一括払いです。支払いが完了するまで、水を復旧してもらうことはできません。とはいえ、水も大事なライフラインの一つです。水道が使えないということは、トイレに行く事もできません。かといって、払えるようになるまで何日かかるかわかりません。

 

そうした、早急に一括で支払うのは難しい場合には、分割で対応してくれるところもあります。分割で滞納できるように考慮された場合では、誓約書および納入計画書を作成するといった、分割払いをする為に必要な書類提出を要求されることもあります。ある自治体の水道局では、分納期間を最長で2年間以内としているところも。水道代はそうそう高くなりませんので、これだけの期間内であれば問題なく払いきれるでしょう。

 

ただ、こうした分割に関する誓約書や納入計画書などを提出したのにもかかわらずその義務を怠った場合。または、誓約と滞納を繰り返す常習者に関しては、以後の支払期限の延長や分割納付などの対応が一切考慮されなくなります。滞納しているお金と延滞金と合わせたお金を支払わない限り水道は復旧されないといった、厳しい対応がとられるものとなります。

 

また、悪質な長期滞納者や10万円以上といった高額滞納者については、財産の差し押さえといった強制措置がとられる場合もありますが、水道料金は上水道と下水道とありますので、ちょっとややこしいですがそれぞれに債権が異なり取り立て方法が違うものとなるのです。

 

上水道料金については、商品代金と同じように考えられます。「水代を払わないのであれば、水を提供しませんよ」ということで、給水措置がとられます。ほとんどの人が水を止められることで慌てて支払うようになるのですが、一部の人の中にはそれでも支払わずに滞納し続ける人も…。こうした利用者に対しては、民事訴訟といった裁判所を通じた支払い督促の申し立てがおこなわれます。

 

下水道に関しては止めるといったことはできませんし、自治体が管理するもの。ですから、地方税を滞納したのと同じような対応がとられるものとなり、強制的に給与や預貯金などの財産が差し押さえられます。とはいえ、これも水を止められた段階であわてて支払いに応じる人がほとんどなので、こうした差し押さえといった事態にまで発展するのは少ないといえるでしょう。


催促には誠実に対応する

水道代を滞納してしまい督促状や催告書などの未納通知が届き、期限内に一括で支払うのが難しい場合はすぐに水道局に電話して、支払期限を延長してもらうことができるのか、もしくは分割払いなどに応じてもらう事ができるのかを確認しましょう。自治体や水道局によって対応は異なりますが、事情によっては払いやすいように取り計らってくれる事も。

 

催促の手紙は絶対に無視しないで、必ず連絡を取るのがポイント。連絡しないでそのままにしておくと、たとえどんな事情があろうとも悪質な滞納者として見られてしまうのです。情け容赦なく水を止められてしまいますので、きちんと対応するようにしましょう。